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便利になったのか不便になったのかわからない世の中 〜その一

YouTubeのヘビーユーザーである私。

先日ネット環境に問題がないのに何をやっても見れない。

ん?があれ?に変わり、こんな時にはTwitterで何が起こっているか調べれば早いと検索してみるとダウンしてると。

Gmailも使えないと。

Statcounterによれば20207月現在の検索エンジン世界シェアでは、Googleがなんと92.2%という圧倒的なシェアを誇っている。

ほぼ寡占状態と言っていいだろう。

『ググってみる』

『グーグル先生に聞いてみる』

『オッケーグーグル』

弊社でもグーグルマップもGmailYouTubeも無しには仕事が進まない現状である。


抜きん出て便利であることで、他を寄せ付けない巨大プラットフォーム企業、いわゆるGAFAあるいはマイクロソフトも加えてGAFAMの牙城を脅かす企業が今後現れるのだろうか?

かなり難しい気がする。


それだけにプラットフォーム企業が責任ある立場で、全ての情報に中立であることが望まれる。

ビッグデータを寡占状態で集積、蓄積出来るこれら巨大プラットフォーム企業は、世論を動かす力、膨大な個人データ、情報や秘密を保持している。

情報を握られること、情報を加工できること、情報をほぼコントロール出来る状態にある現状が、良いのかどうか悩ましい。


それぞれの用途に応じて数社の巨大プラットフォーマーに世界の情報が蓄積されており、それを手段として利用している我々は、便利さの代償を払うことにならないよう信じるしかない。


サーバーダウンや何らかの障害が起こった時、寡占状態はリスクとして顕在化する。

今回は1時間以内に復旧したが、長期に及べば混乱は避けられないだろう。