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摩訶不思議な集団心理

何か副業をと考えた時、
Uberやコンビニなどで直接アルバイトをするのか、
或いは時間的な制約からネットワーク系ビジネスを選ぶのか。

現代は選択肢だけは多様にあります。
裏を返せば玉石混交、自身にとっての最適解を見つけるのは至難の業なのかもしれません

不労所得とは、自身が働かずしてお金がお金を生むと捉えれば、まるで打ち出の小槌みたいで夢のような話に聞こえますね。
しかし、ことはそう簡単ではありません。
もし簡単に利益を得られるとしたら、誰でもチャレンジするでしょう。

投資にはリスクがつきもの。
必ずしもプラスを生むばかりではなく、資産を溶かしてしまう危険性も潜んでいるのです。

とはいえ、昔のように金利で増える時代ではない現代、株や不動産など複利効果が見込める投資は非常に魅力的です。
ウォーレンバフェット、ジムロジャース、ジョージソロスは、株式投資で巨万の富を得た投資家として世界的に有名です。

株を始めようとする時に、書店に並ぶ雑誌を手にとる方も多いと思います。
ですが私は、そういったいわゆる情報誌よりも、まず四季報を買って企業の決算についてしっかりと学ぶべきだと思います。
そうでないと、テクニカルな部分ばかりに気をとられ、株とは本来、企業の成長性、将来性に出資する行為であるという根本的な意味を忘れてしまうからです。

基礎をかためてから、簡単なテクニカル要因を学べば足ります。
なぜなら個人が機関投資家に勝てる唯一の方法は、時間を味方につけた長期投資だと考えるからです。
まるで機関投資家気取りでチャートや需給ばかりウォッチしていては、しまいにプロの洗礼で丸裸にされてしまいます。
誰かの利益は誰かの損失ですから、必ず勝つかどうかは、あなたが成長性、将来性のある企業の株に出資しているかどうかで決まります。

人のいく裏に道あり花の山

集団心理とは摩訶不思議なものです。
リーマンショック、コロナショック
経済悪化の指標が公表されると、機関投資家はこぞってヘッジ売りにまわります。
これは、投資信託など一定の利回り、投資成績をあげなければならないプロたちの動きです。
これに何故か個人も追随するのです。

まず資産を守るために、急落に備えて信用取引は避けることをお勧めします。
相場には、まさか、が頻発します。
個人が株を始めるなら、余裕資金で始めるのが鉄則です。
まだ未熟な段階でレバレッジをかけることは賢明ではありません。

そして、人のいく逆の道をいけるよう、しっかりと成長性、将来性のある企業の株に出資するべきです。
そのような株が期せずして下がったら、それはまたとないチャンスです。
再度、成長性、将来性に毀損がないと確認したらごっそり買い増しましょう。

タイムイズマネー
時間を味方につけて、じっと収穫の時期を待ちましょう。
時間の経過を待てない人は、投資には向きません。