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祝情弱卒業~ポジショントークに惑わされない人になる

いわゆる情報誌、経済番組、証券会社の格付け、皆さんが投資の指標にするものは何ですか?
マスメディアは広告とは切ってもきれない関係にあります。
証券会社は自社で売買する自己売買部門をもっています。
情報弱者をはめ込んで、利益をさらっていくのはお手の物です。



現代はネット社会で、調べたいことがあればGoogle先生が教えてくれますね。
良くも悪くも情報が溢れていて、選んだりみつけたり出来ます。
要は選ぶ目を養うことが大切です。

投資する企業の本質に迫るには、多くの情報ソースの中から、新技術や新商品、世界で独占的な地位にあるか?など、

ブランド力すなわち付加価値について調べる必要があります。
他社に真似できない技術を持っていて、盤石な経営基盤を持っている会社を選びます。

それにはまず、決算資料を読めなければなりません。
売上-原価-販売管理費=営業利益

売上から経費を引くと利益が残る

決算書にはこの細目が記載されていますので、企業の競争力を調べます。
同業他社と比べてどうか?
世界的にたたかえているか?

損益計算書(P/L)、貸借対照表(B/S)を読める力をつけましょう。
稼ぎ出す力と資産の状態を知れば、投資しても良い企業かどうか判断できます。

もっとも株価というのは、そう簡単には動きません。
テクニカル要因に目先は左右されたり、経済情勢の変化による為替差損など、

スパンの取り方によって見えてくる景色は異なります。


じっくりと余裕資金で投資するスタンスでは、以上のようなポイントをおさえて銘柄を選びましょう。
ここで最も大事なのは、今ではなく未来に明るい展望がある銘柄に投資することです。
株は今に投資するのではなく、その企業の未来の姿、成長性、将来性に投資するものであるということを忘れないでください。