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誰かのピンチは誰かのチャンス

コロナ禍で宿泊業は、かつてない苦境に立たされています。

特区民泊を生業とする弊社も例外ではありません。

渡航制限、入国制限でホテルや旅館の倒産が相次いでいます。

いつかは禍を乗り越えて正常軌道に戻る日が来るでしょう。

それはいつなのか。

未来を正確に予測することは誰にも出来ません。

しかし確実に言えることは、誰かのピンチは誰かのチャンスであるということです。

 

倒産したホテルや旅館には、買収の条件交渉が多数あるそうです。

資本主義社会は弱肉強食。

時に残酷なものです。

生き馬の目を抜くような世界で、成功をおさめるためには何が必要でしょうか。

 

不安定な情報に振り回されてはいませんか?

確かな知識とビジョンをもって、自分なりのプランを練りましょう。

何をつかみ、何を捨てるか。

 

マクドナルドやケンタッキーフライドチキンがコロナ禍にあって強かったのは、

デリバリーに手を打っていたからです。

強いからと油断せず、もしもの策を講じていたから影響を最小限に食い止めることができました。

多様な販路、多岐にわたるチャネルを持っている強みです。

そして何よりも、差別化されたブランドという付加価値。

どこにでもある、誰にでも出来るものは、付加価値が低く、過当競争の波にもまれ続けるのです。

 

宿泊業にも同じことが言えます。

大阪市の特区民泊は、ホテルタイプに寄せたものが大半です。

標準的なものはウケがよく、好き嫌いに左右されない反面、差別化がしづらいというデメリットもあります。

特異性、他にないものは何なのか?

宿泊がダメな時、どうやって利益をあげるのか?

 

誰かのピンチは誰かのチャンス

 

他にはない何か、唯一無二のもの、絶対的な付加価値こそが利益を生むのです。